江戸落語の世界(芸能・娯楽)頭に情景が… 棋聖・天野宗歩 突然学問をすると宣言した竜馬。資治通鑑を独学で学んでいると聞きつけた若侍たちに音読で読んで聞かすと支離滅裂な我流・・たまらず皆が笑い出し・・「タマルカ」そううごめいている。これが辛抱できようかという意味である。「竜馬、それでは意味がわかるま... 1859.05.14江戸落語の世界(芸能・娯楽)竜馬がゆく
竜馬がゆく下関についた 白石正一郎 下関には、藩主毛利公から名字帯刀を許された豪商で、白石正一郎というふしぎな人物がいる。ふしぎな、というのは、商人のくせにこの時代、めずらしく尊皇攘夷の志士で、長州藩の過激派を始め、諸藩脱藩浪士をかくまったり、泊めたり、資金を与えたりして、影... 1862.04.01竜馬がゆく豪商・商人
土佐藩ちょっと用足し 井口村刃傷事件 その後 午後になって、飛び込んできた数人の気の荒い軽格連中が、「坂本さん、いよいよ戦さじゃぞっ」と叫んだ。「なぜじゃ」「上士の連中が、死んだ鬼山田の屋敷に集結していて、池田寅之進の屋敷に斬り込もうとしている。すぐ池田屋敷に来てくれ。総大将のあんたが... 1861.03.06土佐藩竜馬がゆく
徳川幕府咸臨丸、出航 このあと半年というものは、竜馬はひまさえあれば小竜の屋敷にあそびにきてその夢をものがたった。小竜もそのうちだんだん竜馬の夢に乗せられて、本気で艦隊建設のはなしを談ずるようになった。 (竜馬がゆく2-P190) 遣米使節団 咸臨丸が品川を出港... 1860.01.13徳川幕府
土佐藩鬼山田 井口村刃傷事件1 その日は、三月四日。雛の節句である。土佐藩では、この日、上士が総登城して、殿様から御酒をいただく慣習がある。その夜。午後8時頃であったらしい。城下がひっくり返るような刃傷事件がおこった。上士に、「鬼山田」といわれた一刀流の刺客がある。名は、... 1861.03.04土佐藩竜馬がゆく
土佐藩武市半平太 投獄 武市瑞山(半平太)獄中自画像アレンジ 「武市半平太」とあらためて声をかけ声をかけ、藩命を読み上げた。「右の者、京都に対し奉りそのままにしておきたがし。その余、ご不審のかどこれあり。 追って、あがりや(士分の牢)入りおおせつけられ候事」武市は... 1863.09.21土佐藩竜馬がゆく