江戸時代の常識・風習三十本勝負_八百長 嘉永七年十月十六日 竜馬と重太郎は、道場の東西からそれぞれ竹刀を携げて中央に進み出てきた。 (この勝負、一本も竜馬に譲れぬぞ)重太郎は、下段に取った。 切っ先がセキレイの尾のように動いている。これが北辰一刀流の特徴であった。 竜馬は大上段で... 1854.10.16江戸時代の常識・風習竜馬がゆく