1863-05-10

竜馬がゆく

下関砲撃事件

そんなことをしているうちに、塾内の土佐藩士が、動揺し始めた。「坂本さん、この時節に、悠長に軍艦などなろうちょられん」そのころ、長州が、いよいよ単独攘夷を断行し、馬関(下関)海峡を通過する船舶の中で外国の艦船とみれば、沿岸砲をもって砲撃し始め...