徳川幕府新撰組と遇う 藤堂平助 制服の羽織を着用している。浅黄地のそでにだんだらを染めぬいたもので、ちょっと芝居の赤穂浪士の討ち入りの服装に似ている。(ははあ、これがいま洛中に有名な新撰組の壮士団か)と思ううち、隊が竜馬の前にとまった。一人が、提灯を竜馬の顔あたりまでもっ... 1863.09.25徳川幕府