以蔵捕まる

藩の上層部は「以蔵が幕吏につかまった」
と聞いたとき、手を于ってよろこび、「武市一派を白状させる生き証人を得た。ぜひとも身柄をとらえて国もとに送れ」ということになったのである。
駕籠にほうりこまれた以蔵は、狂わんばかりにしてどなった。
「わしは無宿鉄蔵じゃ。土佐藩とは何の関係も無いぞ」

竜馬がゆく4P238

元治元年(1864年)2月、商家への押し借りの科で犯罪者として幕吏に捕えられた岡田以蔵は、5月に焼印・入墨のうえ京洛追放処分となり、同時に土佐藩吏に捕われ土佐へ搬送されることに。(日時確認中)
慶応元年(1865年)閏5月11日に打ち首獄門となった。享年28。